こんにちは。一級建築士・電気工事士のナベノヤです。
「レトロなタンブラースイッチを使ってみたい」
「パナソニックのクラシックシリーズの展開ってどうなの?」
「お値打ちインダストリアルにしたい!」
そんな方に、パナソニック「クラシックシリーズ」についての情報をまとめました。
タンブラスイッチといえば!パナソニック「クラシックシリーズ」
2017年にパナソニックより発売された、レトロ調のタンブラスイッチ。
実は、このチョコ色(黒)のスイッチと新金属プレートは、1969年より製造販売されているロングセラー品なんですが、レトロなインテリア気運の高まりによってか、白色シリーズが展開されてました!
角がまるいアールな形状が、味わい深いホーローの質感を再現しているんやて〜
それでは、下記より特徴をみていきます。
- スイッチは2色
- プレートも2色
- RCカンパニーのアメリカンスイッチと比較
スイッチは白とチョコ色(黒)の2色。
素材は、樹脂でできています。
ホタルスイッチやパイロットランプのような機能スイッチは展開がなく、片切り、3路スイッチ、4路スイッチのシンプル3パターン。
3路スイッチ2ヶ所で入り切りできるもの、4路スイッチは3ヶ所で入り切りできるものやんな
プレートは、ホワイトと新金属プレートの2パターン。
白プレートは、プラスチックではなくアルミに白塗装です。
プレートの大きさは、70×115mm、厚み5mm。
フチの形が、すごくホーローっぽくてかわいいですね!
取り付けはマイナスビスなので、ぐんとレトロ感がでます。
余談ですが、昔の金物とめ付けのビスはマイナスネジだったので、古い家屋にパーツ取りで入る時は、マイナスドライバーが必須アイテム!インパクトドライバーの普及で、プラスビスに変わったんでしょうね〜
プレートの種類は、スイッチは1連〜3連までのみ。
コンセントは1コ用〜9コ用までの展開です。
また、このタンブラスイッチとコンセントの組み合わせのプレートはないので、洗面やキッチンにて、スイッチコンセントをまとめて配置したい時は、バリエーションの多いRCカンパニーで探してみてくださいね。
白は、ナチュラルカントリーなインテリアにも、シンプルなフレンチインテリアにも相性バッチリ◎
新金属プレートは、インダストリアルな雰囲気にぴったり!!
RCカンパニーの「プラスチックプレート・ホワイト」とパナソニック「クラシックシリーズ」の白を比較。
色味は、パナの方がアイボリーがかっています。
表面のテクスチャーは、同じような反射感ですが、肉眼で見るとパナの方がつるっと塗装な雰囲気です。
パナは金属、RCカンパニーはプラスチックという、素地の違いでしょうね〜
RCカンパニーのアメリカンスイッチはこちらで詳しく説明しています!
【アメリカンスイッチのデメリットってなに?】RCカンパニーがおすすめパナソニック「クラシックシリーズ」タンブラスイッチとコンセントの金額
それでは、下記にて種類の展開と金額を見ていきましょう!
プレートは3連までなので、リビングなどスイッチ密集地帯よりも、個室での活用が見込まれます◎
2口、3口は、片切りのみセット価格を載せましたが、3路や4路の組み合わせもできますので、足し算してみてくださいね!金額は定価です。
片切り スイッチ ● | 3路 スイッチ ●3 | 4路 スイッチ ●4 | 片切り2口 スイッチ ● ● | 片切り3口スイッチ ● ● ● | |
スイッチ + プレート | ¥1,188 + ¥1,100 | ¥1,760 + ¥1,100 | ¥3,740 + ¥1,100 | ×2 ¥1,188×2 + ¥2,200 | ×3 ¥1,188×3 + ¥4,400 |
合計 | ¥2,288 | ¥2,860 | ¥4,840 | ¥4,576 | ¥7,964 |
スイッチ + プレート | ¥484 + ¥308 | ¥605 + ¥308 | ¥1,485 + ¥308 | ×2 ¥484×2 + ¥605 | ×3 ¥484×3 + ¥1,210 |
合計 | ¥792 | ¥913 | ¥1,793 | ¥1,576 | ¥2,662 |
インダストリアルな雰囲気なら、チョコ色+新金属プレートの組み合わせがお値打ちです。
白いタイプは、この2倍以上の価格設定ですね。
もちろん、白のスイッチにシルバープレートも合わせれますし、黒のスイッチに白のプレートも可能。好きな組み合わせを考えてみてくださいね!
コンセントはよく使いそうなものを表にしました。
カタログによると、スイッチの黒系は「チョコ色」という名前ですが、コンセントは「グレー色」表記。
エアコン用のコンセントは、グレーの色展開がありませんが、高い位置に取り付けられるエアコンコンセントは、白い壁なら白× 白の方がいいかもしれませんね◎
こちらも2連以上のプレートがあるので、TVとコンセントを組み合わせてまとめて配置も可能です。
2口コンセント | 3口コンセント | 2口アース 付きコンセント | エアコン100V コンセント | エアコン200V コンセント | TV端子 | |
スイッチコンセント + プレート | ¥308 + ¥1,100 | ¥440 + ¥1,100 | ¥506 + ¥1,100 | ¥858 + ¥1,100 | ¥704 + ¥1,100 | ¥1,265+61 + ¥1,100 |
合計 | ¥1,408 | ¥1,540 | ¥1,606 | ¥1,958 | ¥1,804 | ¥2,426 |
スイッチコンセント + プレート | ¥308 + ¥330 | ¥440 + ¥330 | ¥506 + ¥330 | ※グレーなし ¥858 + ¥330 | ※グレーなし ¥704 + ¥330 | ¥1,265+61 + ¥330 |
合計 | ¥638 | ¥770 | ¥836 | ¥1,188 | ¥1,034 | ¥1,656 |
コンセントも、白い組み合わせの方が、黒×シルバーより2倍近い価格設定ですね。
なお、コンセント部分は白も黒も同じ金額設定なので、プレートでこの差が出ます。
スイッチもコンセントも、汎用品のスイッチボックスで取り付けできるので、取り付けは簡単ですが、レトロなインテリアに慣れてない工事店さんだと、マイナスビスでとめ付けする機会があまりないので、最後のプレートの取り付けのみ少し手間取りそうです。
楽天市場|電材PROショップLumiere:「クラシックシリーズ」で商品検索すると、スイッチもコンセントも見つかります◎スイッチコンセントとプレートがセットされた商品もあるので、とても選びやすいです!
パナソニック「クラシックシリーズ」のタンブラスイッチまとめ
当記事では、パナソニック「クラシックシリーズ」について解説しました。
クラシックシリーズのタンブラスイッチは、レトロ感あふれ、思わず触りたくなるスイッチ。
それでは、下記より簡単に記事をまとめます。
デザインについては下記です。
レトロにこだわった質感。
白×白はレトロかわいく、黒×シルバーはインダストリアルにと、形が一緒でも色によって印象がぐんと変わる。
価格については下記です。
ロングセラーの黒のタイプはお値打ちだが、白いタイプはそれのおおよそ2倍ほどの金額感。
取り付けについては下記です。
パナソニック製で工事店さんも抵抗なく取り付けしてくれそう◎
マイナスネジのとめ付けは慣れてないと思うので、多少時間はかかるかも(マイナスドライバー持ってくるの忘れそう、、)
以上、パナソニック「クラシックシリーズ」のタンブラスイッチ・コンセントのご紹介でした!
それでは楽しい空間づくりを〜!!
※2021年6月現在の価格です
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